最近、向かいの家の住人が家周りの整理をしたり家具などを搬出している様子だったので、引越しでもするのかな、と思っていました。ある日、ふと窓からおもてを見ると・・・
どうやら家の前のデッキ部分や外壁下部を解体したようで、土台や基礎がむき出しになっています。複数の業者さんの出入りもあり、大型トラックもやってきて、大掛かりな工事のようです。
すると、接地部分をすべて取り払ってしまいました。そして、支柱で家をまるごと、下に人ひとり通れる程度の高さに持ち上げています。
やがて、大型トレーラーが家屋の下に差し込まれました。どうやら、住人の引越しではなく、家自体の引越しのようです。
このように、家を建て替える場合にまだ使える中古の家自体をリサイクル、つまり別の土地に持っていって設置しなおし再利用する、といったことはニュージーランドでは決して珍しいことではありません。真夜中に中古物件を載せたトレーラーが、公道をゆっくり走っている姿もたまに見かけます。
ところが・・・（続く）。
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