毎年12月になると、道端や街角で「クリスマスツリー販売中」の看板が出始め、これを見かけると「もう年の暮れか・・・」と季節を感じます。ちょっとした夏の風物詩ですね。
看板につられて空き地や駐車場のようなところに入って行くと、根本から伐りとった緑々しい生木が売られています。無論、クリスマス用に持ち帰って家で飾りつけるためのものですが、樹種はいったい何なのかと、皆さん気になるのではないでしょうか。
そこはやはりニュージーランド。ここでもラジアータ・パインです。樹齢4-5年の幼木です。間伐材であったり、なかにはクリスマスツリー生育専門の業者もいます。さすが季節もの、立米単価で考えると悪くない値段で売られています。こういったところにも、ささやかですが市場需要のひとつがあります。
会社勤めをしているとそこの製品やサービスが社員割引で手に入ったりすることがありますが、ひとむかし前に森林経営・林産企業で働いていた頃は、この時期になるとクリスマスツリー（間伐材）が無料でもらえたことなどを懐かしく思い出します。
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