近隣の海辺の公園を散歩。普段は歩き過ごしている何気ない風景ですが、見方を変えると、それは木材のちょっとしたショールームでした。
遊具は基本、木製です。そして良く見ると、200mm角材を縦横にふんだんに使った、とても贅沢な仕様となっていました。滑り台に向かう階段踊り場のところなど、加重はいったい何トンまでの設計なのか、なんとも頑強なつくりです。
補助的に2×4や4×4材が細部に使われています。そしてくぐって遊ぶトンネルには片面溝加工のデッキ材を利用。すべて一般規格材の組み合わせです。
ブランコは太目の支柱丸太、怪我のないように敷きつめられているのはウッドチップ、そしてトイレには景観のため蔦をはわせる目的でラティスが。
そこはニュージーランドですから、なにもかもがラジアータ・パイン。もちろん、使用環境に合わせた防腐処理済みです。おまけはちょっと古いですが、公園周り切土部分の土留め。
以上、ある日の散歩風景からでした。
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